November 30, 2005
毎週「1リットルの涙」を観ている。今秋観ているドラマはこの一つだけ。十五歳で難病の脊髄小脳変性症に冒され、二十五歳の若さで亡くなった木藤亜也さんの手記をドラマ化した実話である。
初めは何となく観初め、何でこんな重いドラマ観てるんだろうって我ながら思っていたが、昨日第八回を終え、残すところあと三回。あと三回で終わっちゃっていいの?ってくらい中身のあるドラマだ。やっぱドラマははまると面白いね。テーマは重いはずなのに、重さを感じないのは主人公が前向きだからかな。亜也を演じる沢尻エリカの演技が素晴らしい。そして、その家族。人情篤い陣内孝則の父、明るく振る舞う薬師丸ひろ子の母、妹らしい妹、ぎこちない演技がまたいい弟など。
そして何と云っても、亜也の同級生麻生遥斗役の錦戸亮がかっこいい。と云うか錦戸亮演じる麻生遥斗がかっこいい。兄の死で両親に心を閉ざしている設定が巧い。そういうの好き。いいかげんに見えて、実は正義感が強い。そういうの好き。俺がかっこいいと思うのはそういう男が多い。普段は優男だが、いざとなると強い剣心とか。優しい心を持った殺し屋レオンとか。弱そうだけど、実は強いってやつ。
亜也を陰で心配そうに見つめる遥斗。最近は接近し過ぎてる感があるが、こういう場面がとても好きだ。この場面だけでもう満足。そして、こういう場面の時は必ずレミオロメンの「粉雪」が流れるんだ。あのギターかベースかのイントロ部分でもうやられちゃう。そして、あの怠そうな声。最高。名場面だね。
このドラマでは「3月9日」って歌も使われてて、レミオロメンにはまりそう。何となく歌詞を↓
「瞳をとじれば あなたが
まぶたのうらに いることで
どれほど強くなれたでしょう
あなたにとって私も そうでありたい」
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November 25, 2005
久石譲の「はつ恋」というCDを借りて聴いている。これは2000年の映画「はつ恋」のサントラを収録したCDになっているのだが、此の「はつ恋」と云う映画可成りいいです。久石譲の曲がいいのか、田中麗奈がいいのか、映画それ自体がいいのか判りませんが、本当にいい映画なんです。僕は邦画をあまり観ないので、順位なんか付けるのは拙いのですが、此の映画は邦画の中で二番目に好きな映画です。(観た当時は一番。座頭市に抜かれる。北野武は天才。)黒澤明も観てないし、武も一本しか観てないと、本当に邦画は観ないのですが。
話を戻すと、久石譲の「はつ恋」。ピアノの奏でる音に癒やされる。映画を思い出す。何となく新学期が始まる前の晴れた日にノスタルジー感じながら聴きたい感じ。よくわかんないけど。
サントラとかクラシックとか全然聴かないのだけれど、この前友達がショパンがいいねなんて云っていた。バッハじゃなくてショパンだよなんて云われると、聴いてみようかなって思っちゃう。でもクラシックって、暗シックなイメージがあってなかなか聴くまでいかない。部屋で独りクラシック聴いてるのを想像すると…。
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November 24, 2005
2003年 カナダ・フランス合作 ドゥニ・アルカン監督
父親の死の際に、長らく疎遠だった息子が駆けつけ、父の幸せな最期を演出することに。って映画。アカデミー賞外国語映画賞を受賞してるし、死とか、侵略とか深い内容だった。アカデミー賞外国語映画賞を受賞した作品はいい映画が多い。そりゃそうだけど。「ライフ・イズ・ビューティフル」とか「グリーン・デスティニー」とか。毎年アカデミー賞よりもこっちに注目している。
父の最期にこんなにも尽くせるのはすごいと思うな。ヘロインまではやり過ぎだと思うけど。でも、ヤク中の娘を演じたマリー=ジョゼ・クローズはカンヌ映画祭の主演女優賞を貰っただけあっていい感じだった。ラストも意味深な感じでこの映画の魅力が集約されてる終わり方で面白い。結局父と子は似てしまうのだろうか。
原題は「蛮族の侵入」と云う題。人が病気に冒され死んでいく過程と、人間の侵略の歴史を巧くかけているのか。父の死の際に息子が駆けつける設定は、「ビッグ・フィッシュ」に似ているし、死というテーマをユーモア交えて描いているところは「ライフ・イズ・ビューティフル」に通じるものがある。観る価値はある。
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November 23, 2005
三田祭に行って来た。堤幸彦監督と石田衣良の講演や、筑紫哲也、小池百合子環境大臣の講演もあったと今更知った。そして、あの峯田和伸も来てたなんて。見たかったなぁ。話聞きたかった。でも、内容はやばかったみたいだから行かなくて良かったのかも。どうせなら前夜祭に呼んでくれれば、行ったのにな。そう言えば今年のミスコンは予想外の結果だったな。あれであの人の人生も大きく変わっちゃうと思うと、何だか不思議だね。他人のターニングポイントの瞬間を見れちゃうんだから。それと夜はナンパがすごいね。もう多すぎてやんなっちゃうね。祭って人に少しの自信を与えるんだろうね。俺ってかっこいいんじゃないかって自信と、私可愛いのよという自信。生の鶏肉を食べても鳥インフルエンザになんかならないよとかいう自信。祭のあとに恐くなる。
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November 22, 2005
山田詠美の『放課後の音符』と云う本を読んだ。何故山田詠美を読んだかと云うと、ラルクのkenが愛読していると雑誌に書いてあったから。其れを知った翌日早速購入した。
この本は、17歳の女子高生「私」の視線から書かれた、8つの短編からなっていて、女子高生の揺れ動く心象を繊細に綴っている。自分は男なので、どれだけ繊細かはわからないが。しかし、この「私」の目線が自分と似てて、とても面白かった。
「17歳なんて、まだ子供だもの。目に見えないものに惹かれる程、余分なものに飢えてはいない。自分の目や、そこから見て、心がとらえるものを、皆、素直に信頼しているのだ。」
1ページ目のこの一節で早くもこの本にはまった。
テーマに「大人と子供」みたいなものを感じたが、大人って何だろうって考えながら読んだ。「私」は他の女の子と比べれば大人なんだと思うが、もっと大人な女性も居る。大人か子供かなんて、それぞれの基準によるのだろう。
この人の表現力、言葉は優しく鋭い。どの話も素晴らしいんだけど、特に、「Body Cocktail」、「Red Zone」が好き。あまり本は読まないが、今まで読んだ本の中でもトップ3に入るくらいの面白さだった。『放課後の音符』は山田詠美の本の中でも優しい方らしいので、他の本も何時か読んでみようかなと思う。
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今年はセーム・シュルトが優勝するという予想外の結果で幕を閉じたが、シュルトの時代が来たのかというくらい強かった。風邪を引いてたとは言え、レイ・セフォーがあんな試合をするなんて。レミーがあんな簡単に倒れるなんて。巨神兵シュルト恐るべし。
シュルト以外の試合を振り返ってみると、レ・バンナとピーター・アーツの試合は熱かった。今回のベストマッチ。でも、K-1の番長レ・バンナは結局無冠の帝王なのかなって思った。今年こそはって期待してたのにな。それに、ピーター・アーツは毎年仕上げてきてすごいと思うね。特に今年は可成調子良さそうだったから、ろっ骨骨折しなければ決勝まで行けたんじゃないかな。武蔵とルスラン・カラエフの試合は、只々カラエフのスピードとテクニックに驚いた。微妙な判定で武蔵が勝ったけど、カラエフもスタミナと経験を積めば面白いファイターになると思う。今後注目だね。
其れにしても、体が大きい選手が勝っちゃうのは何となく詰まらないなぁ。シュルトは勿論強いんだけど、テクニックとかっていうより大きさを上手く利用している強さなんだよね。K-Iではテクニック的なものが観たいなぁと思うんだけれど。ブラジリアンキックとかもっと観たかった。
でも、今年のK-1はなかなか愉しめた。シュルトとかカラエフとか新星が出てきたし、アーツやレ・バンナといったK-1を支えてきた選手も居て、バランスも良かったからだろう。今まで13戦12勝1分無敗のシュルトを、誰が倒すことが出来るかが今後のK-1の見所になるのかな。ボブ・サップみたいに一年で終わるってことはないと思うけど、何時か負ける日は来るだろうな。栄枯盛衰。盛者必衰。
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November 19, 2005
みのもんた。本名 御法川法男。六十一歳。ミスチルの歌にも登場してしまった彼が、今度はNHK紅白歌合戦の司会に抜擢された。今年の紅白は紅、白、総合といった司会者の枠組みを外し、司会グループという新機軸で行われるそうな。視聴率低迷に悩むNHKの策だが、何となく違う気がする。そもそもメインは出演するアーティストであり、司会者ではない。司会者は目立ってはいけない。みのもんたではどうしても濃すぎる。それに、年越し蕎麦を食べながら、みのもんたを観る気はしない。いや、是は偏見だが。視聴率低迷の原因は、時代の所為と云ってしまえば其れ迄かもしれないが、大物アーティスト(サザンやミスチルや…)が出ないことにあると思う。大物アーティストも来てくれるような雰囲気を創る事が大事だ。其れは、純粋に音楽を聴かせると云う姿勢である。確かに紅白の魅力はあのお祭的な処にあるが、其れだけになってしまってはいけない。みのもんたを起用したことで其れが顕著になる気がする。さらに大物アーティストは来なくなる気もする。アーティストが紅白と云う場を一つの見せ場と感じられるようになれば、小林幸子vs美川憲一みたいなものも生まれてくるはずだ。そしてもっとお金をかければアーティストも来たくなるはずだ。要するにNHKの受信料をちゃんと払って貰うことだ。不祥事なんか起こしてる場合ではない。
なんて偉そうなことを書いたが、多分紅白は観ても十分か二十分程度だろう。やっぱ大晦日は格闘技。吉田秀彦×小川直也が決定したし、山本"KID"徳郁×須藤元気は可成愉しみ。その前に明日(今日)はK-1 WORLD GP 決勝戦。レミーとレ・バンナの決勝が観たいな。
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November 18, 2005
日に日に寒さが増し、冷え性の足には辛くなってきた。昨冬から壊れた侭のこたつのヒーターを、早く修理しなければと思う今日この頃。秋晴の日々が続いているのが救いか。
此の季節、秋になると住んでいるアパートの部屋に生き物が同居しにやってくる。この前は蚊が大量に発生した。夏にはあまり居なかったのに、何故かこの時期に何時も蚊のピークがある。夜は暗闇の中、必死に格闘した。多い時は、二日で十匹近くも成仏してもらったりした。寒くなり、暖かい場所を求めてやってくるのだろうか。
そして、今朝は、蠅の飛ぶ音で目が覚めた。見ると、小指の爪程の蠅が一匹、部屋の中を旋回している。何処から入ったんだろうと疑問に思いながら、窓を開けてやると、気持ちよさそうに外の日差しの中に飛んでいった。此の時期の蠅は動きが鈍く、なかなか憎めない虫となっている。あの蠅は冬を越せるかな。蠅って冬を越せないんだっけ?まぁいいや。
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今週は二本の映画を観た。
まず一本目は、「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」。1993年の映画。ティム・バートンが制作・原案で関わっている。ジャンルはミュージカル・ダーク・ファンタジーとでも云えるか。アニメなのにダーク感が素晴らしい。時期的にも旬。
二本目は、「耳に残るは君の歌声」。2000年英・仏合作映画。ジョニー・デップ、クリスティーナ・リッチ、ケイト・ブランシェットと可成の豪華キャスト。ジョニー・デップとケイト・ブランシェットの存在感は矢張り凄いと感じたが、映画自体は…。台詞が少なく映像で語る感じは好きなんだけれど。タイトル通り、残ったのは綺麗な歌声だけか。
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November 05, 2005
今日は新生東京事変TV初登場と云う事で、録画しておいたMステを家庭教師が終わった後、コンビニ弁当を頬張りながら観る。今日の事変は五人が皆、黒にワインレッドと統一された衣装で現れる。それにしてもトークが短過ぎである。新メンバーの紹介もしないなんて。回文の話だけなんて。最近のMステはトークが短過ぎる。其の原因の一つとして、無駄に二週連続で出演するアーティストが居る事が挙げられる。その様なアーティストは決まって、ジャニーズ系である。というかジャニーズである。一回で充分だろーーー。そして今回気になったのが、WaT。 ウエンツ瑛士と小池徹平の二人組みで、「僕のキモチ」で音楽の世界にデビューしたらしい。是が予想以上にいい歌で驚いた。ジャニーズ系の歌は嫌いなのだが、聴いてみるとしっかりしているのだ。WaTの二人はジャニーズではないので、ジャニーズ系と云った。ラルクがビジュアル系と云われ怒ったように、WaTもジャニーズ系と云われるのは厭かもしれない。二人は自分達で曲を作っている。二年半のストリート時代を経験したとも云っていた。此処にジャニーズとの違いがある。音楽に対する態度が違うから、見た目にも表れる。歌に表れる。今回、ジャニーズも出ていたのだが、大きな差を感じた。此処で何を云いたいかと云うと、二週連続で出演するに相応しいアーティストかを音楽的にしっかり見極めて欲しいと云う事である。Mステまでもうたばん化しないで欲しいと切に願う。スティビー・ワンダーのようなアーティストが出演してくれてるうちはまだ安心だが。
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ロックンロールって言葉は、未熟な己への免罪符ですか
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November 04, 2005
今日は家庭教師の初授業に行ってきた。生徒宅に訪問する前に、イメージトレーニングみたいなものを頭の中でやったのだが、生徒の顔も性格も、母親のことも、更にはどんな家なのかも知らなかったので、ぶっつけ本番でやってみることに。少し緊張気味で、中途半端な時間と気分になってしまい早く家を出た。
案の定、早く生徒の家に着いてしまう。何か家の中が騒がしい。しかし、家の前で彷徨いていては怪しい人と見間違えられてしまうので、インターホンを押す。母親が出てくる。ちょうど生徒の弟が塾に行く時間だったようで、慌てていたのだ。そんなこんなで、ファーストインプレッションが大事だとか云う話ではなくなってしまった。イメトレでこんな設定は創れない。取り敢えず中へ入り、簡単に挨拶と説明をして授業へ。
授業は楽だった。いい子で良かった。教え甲斐がある。今後が楽しみ。敢えて難しかった所を挙げれば、生徒が問題を解いている時に何をすればいいかと云う事である。解いているのをずっと見られているのは厭だろうし、沈黙も辛い。だからといって、問題を解いている時に横で色々喋られるのも厭かもしれない。今日は初めてだし、後者を我慢して貰ったが、此の辺は生徒の性格を理解して、その子に合った遣り方を見つける必要があるだろう。
生徒や親に関しては、勝手に、恰幅の良い親と、現代的なファーストフード少年を思い描いていたのだが、逆であった。どちらかと云えば二人とも痩せている方だった。此れは現代への偏見が創り出した、幻想である。生徒に中学時代の自分を重ねてみたり。そして、勝手に、夕飯食べていきますか?と言う声を期待していたのだが、神は降臨せず。。でも、いい生徒かって云うのが一番大事だったから良かった。それ以上に向こうはどんな先生だろうって心配だっただろうけど。自分が帰った後、どんな会話がなされたのかとても気になる。
今日は久しぶりに家庭というものを感じた。一時間半という短い時間であるが、自分がその中に居ると考えると変な感じだ。此の違和感みたいなものを取り除いていければいいなと思う。
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